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マンション大規模修繕用語集用語集

マンション建設・マンション大規模修繕工事等に関する用語をまとめさせて頂きました。マンション建設・マンション大規模修繕をご検討中のオーナー様、管理組合様、管理会社の皆様は、ぜひご参考になさって下さい。

エコマテリアル

製造、使用、廃棄の一連のサイクルでの消費エネルギーが少ない、環境を考慮した材料。

エコロジー住宅

エコロジーのもともとの意味は生態学だが、住宅におけるエコロジーは、地域環境の保護や緑化、CO2の排出等による温暖化の阻止、廃棄物の削減による資源の保全などに配慮した地球にやさしい家。
具体的には、高気密・高断熱、太陽光発電、雨水利用などによって対応する。

LED(Light Emitting Diode)

発光ダイオード。接合部に電流が流れると光を放射する。材料により決まった波長の光を発する。

屋上緑化

ヒートアイランド対策のため、一定規模以上のビル・マンションに対し、屋上に植物を植え緑化すること。建物の構造や規模により、施される処理が変わる。
次の点に配慮すること。

防水処理 塩ビシート、アスファルト、FRP、ウレタン塗膜など。耐用年数や施工する場所によっても変わってくる。
積載荷重 耐震性などの問題から、建物の構造や積載荷重を把握しなくてはならない。構造計算書や構造図面などの設計資料が必要になる。

ご自宅や所有するビル・マンションなどで屋上緑化をお考えの方は、知識と経験のある専門業者に相談しましょう。
また、都市環境の改善などの効果が期待できるとして行政も推奨しており、条件によっては助成金がでます。各自治体により助成申請の対象や条件が異なるので、工事前に助成金交付窓口へ相談することをおすすめします。

環境共生住宅

建築環境・省エネルギー機構によって認定される環境と共生できる住まい。
省エネルギー性能、耐久性、立地環境への配慮、バリアフリー、室内空気の条件をクリアし、なおかつユニークな提案がされている住宅に対して認定がされる。

管理会社

本来、管理組合が行うべき共用部分の維持管理業務を管理組合から委託されて行っている。

管理規約

管理組合が分譲マンションを管理していくうえでの最も基本的な規則となるもの。
建物の占有部分と共用部分の範囲、管理組合の組織・運営などに関すること、管理上の規律・規制に関すること、区分所有の義務違反に対してとり得る措置などの事項が定められている。

管理組合

マンションオーナー(区分所有者)で組織された共用部分を維持管理していく非営利団体。
管理組合の業務は、建物の共用部分の管理維持や長期修繕計画の作成など。

機械式駐車場

昇降機などを用いて車を上下階に移動させ、1台の平面駐車場分の面積当りに複数台を駐車できるようにした設備を持つ駐車場のこと。
複数台分の駐車スペース全体を1連のパーキングシステムにする方法と1台ずつのスペースに地下または地上2階・3階建て分の機械式設備を導入する方法がある。
後者は設置が容易で、特に上階に車を移動させる2階建てタイプは設置が容易である。ただし上階の車を取り出すとき、下段の車を移動させる必要があるなど不便な点もある。どちらかというと下段に収納されているタイプの方が通常は平面式駐車場にしか見えないため美観が良い。

共用部分

分譲マンションは、専有部分と共有部分により構成されている。
専有部分は、住居、店舗、事務所などの部分で、専有部分以外の建物部分はすべて共用部分となる。共同の廊下、階段室、エレベーターなどが該当する。
また、建物内の一室を共同の集会室として利用しようとする場合には、管理規約によって共用部分とすることができる。

軽量床衝撃音

軽い物を落としたり、ハイヒールで歩いた時の音が床や壁を伝わる際の音のこと。
床材を厚くしたり、遮音材を入れることでかなり低減することができる。

結露

室内外の温度差によって生じる露。
ガラスへの結露がわかりやすいが、壁の内部など目に見えない部分にも発生する。
住宅の耐久性に大きく関わり、ダニなどの発生にも影響を与える。
結露を抑える住宅構造や断熱手法は、現代住宅の大きなテーマである。

高規格住宅

居住性、安全性、耐久性などの面で従来の住宅より高い水準の基準を満たす公庫融資住宅のこと。
高規格住宅の要件には、床面積を120m2以上(共同住宅は90m2以上)、廊下・階段幅を広くする、柱寸法を太くするなどがある。高規格住宅は、一戸当たり200万円(基準型)の割増融資が利用できる。

次世代省エネ基準

住宅の省エネ化を推進し、環境保護に対応するため、従来の新省エネルギー基準に比べ、住宅のエネルギー消費量を約20%削減することを目指して設定された基準。
新基準と次世代基準の違いとしては、断熱性能の強化のほか、換気量の確保や日射遮蔽性能の義務づけなどがあげられる。

シックハウス症候群

住宅のつくりを原因として生じる、頭痛・目の痛み・吐き気などの諸症状のこと。
建材や家具に含まれる刺激物質などが、その原因とされている。
シックハウス症候群の予防には、換気をよくして汚染物質を室内にためないこと。
また、ホルムアルデヒドを含まない接着剤の使用や、有機溶剤の使用に十分な配慮をし、さらにできるだけ健康な素材を用いることも重要となる。

ソーラーシステム

太陽エネルギーを熱、電気、化学など、他の種類のエネルギーに変換して運搬・貯蔵した後、利用する熱利用設備の総称。
機械を利用するアクティブソーラーシステム、人工的な機械やエネルギーを用いず、蓄熱や空気の自然循環によって室内環境を快適にするパッシブソーラーシステム、両者を組み合わせたハイブリッドソーラーシステムなどの方式がある。

土地の有効活用

遊ばせている土地や低利用の土地を、収益物件として活用すること。しかし、どう活用していくのが良いのか、賃貸用建物を建築するのか、土地を必要としている人に賃貸するのかなど活用方法は多岐に渡るため、それぞれのメリット・デメリットを適切に判断することが重要となる。

ペアガラス

2枚の板ガラスを、一定の間隔をおいて合わせ、周辺を金属帯などで接合して密封したガラス。
断熱性、遮音性が高く、結露しにくいのが特長で、紫外線対策が施された商品もある。
寒冷地で特に普及が進んでいる。

マンション大規模修繕

マンションの経年劣化等に合わせて実施する計画的な修繕工事の総称。主な工事の内容としては、屋上防水工事、外壁の補修工事、鉄部の再塗装工事、給排水管の取替え工事などがある。12〜15年周期で実施する場合が多く、多額の費用が掛かるため、長期的な修繕計画や資金計画を立てることが必要となる。

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